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こんにちは。サイちゃんです。

 

この間、仕事先の人にボクのブログ紹介したんですが….

「サイちゃん」って!!

もうちょっといいHNにすればよいのに~ってツっこまれました~。
ネームで笑えて文が読めないよって(笑

 

「サイちゃんです!」

「クロちゃんです♪」

 

ってコメディアンの安田大サーカスみたいです。たしかに(爆

 

美大生のときは、「サイちゃん、サイさん、サイ君」って呼ばれてましたね。
そこから来てますw

 

なので「サイちゃんです!」

 

いきなり変な話題でしたwスイマセン。

 

さて、今回の記事。
デッサンに終わりはあるのか、ないのか!

 

あなたはどう思いますか?

 

…….この1枚のデッサン画像をちょっと見てやってください。
2浪目のときのものです。

joseph

石膏像は「セントジョセフ」めちゃくちゃデカいです!!

 

サイズ(H90 W83   D63)。マント状のものを羽織って
顔をニョ~~~~って前に突き出しているんですね。
しかもニヤ~~~って笑ってるエロオヤジ的w
ヘンテコリンな石膏像ですよ(スイマセン)

 

描いててニヤケ顔の不快さと、面白さで複雑な思いがあったと
記憶してますよw

 

あと髪の毛ね。この天然パーマかなんか知らないけど、
うじゃうじゃ、くるりんしてて、描くのめんどくせな~~~って思ってました。
赤塚不二夫先生のマンガにでてきそうだな~~。

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デッサンのモチーフとしての石膏像ってほとんどが
全身像があって、その一部なんですね。
当然、このオリジナル彫像も全身像ですね。

 

全身…..すげ===迫力だろうなあ。

 

このニヤケオヤジ
どんな性格してんだろう。。。。なんて想像するのもまた愉し。

 

存在感は抜群ですっ。

 

たしか東京芸大の1次デッサン試験にたま~~に出てた像なんですが、
頻度としては少ないんで、試験対策としてはあまり役にたたないため、
1回しか描いていないです。その唯一のデッサンですね。

 

そりゃ、そうですよね。

 

1、2年浪人といっても期間は限られてます。
大体の人は東京芸大を筆頭に私大系のムサ美やタマ美を受けるんで、
その対策として、いままでよく出題されてた石膏、静物モチーフの
傾向と対策を練って描いていきます。

 

となると、1つの石膏像を描くにしても角度で全然描きどころ
(ポイントとなる箇所)が違うんで、そのバリエーションを考えたら
何枚描いても時間なんて足りないわけですよ。石膏像もいくつもあるし。

 

いくら教えてくれない先生でも、こちらから聞けば
スパっと描きどころ(ポイント)位は口頭で教えてくれましたよ。

 

ホントに石膏デッサンひとつとってみても、限りなく時間は必要だなって
当時、思ってました。

 

んで、このジョセフデッサン。
この石膏像自体がデカいんで、それを表すために画用紙からは割とはみ出し気味に描いてますね。
これを画用紙に全てをおさめちゃうと実像より小さめに感じてしまうんです。

 

おそらく7、8時間で描いたモノです。が、若干描ききれていない。。。。
まだ弱いです。

 

まだまだツっこんだ表現ができるはずです。
後ろの柱状のようなモノもなんだかとってつけたような描き方ですし、

 

甘いっスね~~~~っ。

 

ただ、これは上記の時間で仕上げた。ということなんです。
ボクもそんなにデッサン(作業)が遅い方ではないと思うんで、
まあ、こんなものかな~という感じです。

 

が、これを20時間の猶予があったらもっともっと、精度を上げていきますよね。
1週間あったら、もっと。です。

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それは、単純に全体が黒くなっていくということではなくて——。

差し込み画像1014

石膏デッサンというのは、形を捉えるのはもちろんですが、
量感、空間、そして部位の位置を的確に描かないとダメなんですね。
静物デッサンにしても同様ですが、どの位置に、このモノ(部位)があるっていうのが
わかるように描かないといけないんです。その像、すべてにおいてです。
全部をチェックしながら描いていきます。

 

ですから、よ~~く考えてみてください。

 

めちゃくちゃ高度なデッサン力が必要なんだ。ということなんです(笑

 

なので、例えば一番手前にある部位にはトーンの最も濃い黒を持ってきながら、
細かく描く。このジョセフでいうと、顎と首はけっこう距離がありますから、

 

その距離感を描いています。が、それもこの像のなかでの一部の関係性です。
すべて。です。すべての距離感を測りながら……..

 

石膏像は上からの照明灯で影ができるんですが、実際、触ってみると、
その影から想像する形、量感と違う場合もあるんです。そのあたりも
注意しながら描かないとダメですね。

 

それを全く知らないひとが見ると、なんだか簡単そう。
よく似てるね!なんて思っちゃうかもですが……..

 

そんな甘くねえぜっ!!(笑

 

まず先におさえるところはしっかりと描いてて、
そのうえで似てないといけないんですね。
美大受験はデザイン科、油絵科、日本画科、彫刻科、(いまは映像もあるね。)
なんかに分かれていたんで、
その科によっても石膏デッサンの意図も若干違ってくるんです。

 

・油絵科:かなり自由な捉え方といいますか、その人自身のモノの見方、捉え方。
解釈の仕方で絵作り(デッサン)をしていく。

・日本画科:細部まで石膏像の特徴をよく捉えて、石膏の質感まで描く。
似せるというようなイメージ。空間表現もキレイです。(個人的には好きです)

・彫刻科:もっとざっくり量感をどれだけ捉えられるか。細かい部位なんかいいから、
ゴッツい像はそのゴッツさをどれだけ表現できるか。みたいな。

・デザイン科:総合的な感じですね。形、量感、空間、部位の位置をどれだけ的確に捉えているか。そんなところを要求されていたと思います。



以上、ボクの勝手なw判断です。(異論はあるかも。ですが)
ボクはデザイン科でしたが、どちらかというと細かく描きたい派でしたね。
性格もチマチマしてるんで(爆

 

んで、7時間のこのデッサンを20時間にしたら…..
もっと細部を描くべきところは描写を加えていきます。徹底して。
目の下にクマができるくらいに(笑

 

もしかしたら、型抜きの際にできたちょっとしたくぼみのようなところまで
描くかもしれません。描くべきところなら。
そうでないところも、全体もバランスをちょっとづつ見ながら整えていく感じです。
でも、手を抜くとは違いますよね。そこにあるべき表現をします。

 

あと石膏デッサンの際に手を抜きがちなのが、
像の断面。最下部の厚みがわかる箇所ですね。
ここもしっかり描いていくことで空間がでてきますよ。
トーンに気をつけながら表現していきます。

 

それと、先生がよく言ってたのが、画用紙の四角。
この強さに負けないデッサンをしろと。
スパっと水平垂直に強いラインで切られてますよね。画用紙って。

 

その断ち落とすラインの際ですね。
ここに負けちゃうような空間、形を描いてちゃダメだと。
それは薄いトーンだとそうなる。んじゃなくて、全体にしっかり描けていれば、
その延長の形が見えると。それが強さだ。ということなんです。

 

(ボクのデッサンがそれをこなしてるかというと……微妙です…..)

 

あ~テキスト書いてて、当時のことが鮮明に思い出されてきました…….

そして!デッサンに終わりはあるのか……

限りなく……ないと言えるのでは。と思います。極論ですが。

 

3時間なら3時間なりの。20時間ならそれに合わせて。
1週間ならじっくりと細かい箇所まで緻密に。
それにあわせてツッ込み具合を変えて描いていけると思いますよ。
さすがに1枚のデッサン1ヶ月はかけ過ぎかもしれませんが。
それもアリかもしれません。

 

飽くなき追求はどこまでも!
 

ではでは、今日はこの辺で。
 
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