こんにちは。サイちゃんです。
ボクは小学6年間、書道塾に行ってました。
下校後、1時間~1時間半くらいやってたかな〜。
毎週月曜の週1回。
他の記事にも書いてますが、ボクが住んでた土地は
超~~~田舎なので、先生が車で出張してくれてたんです。
場所は、近くの元小学校校舎(一部が残されていた建物)
その先生がまた、
めちゃくちゃ厳しいっ!氷のような男(笑)
あんまり笑わないし。
スゲーーーーっ怖かったですワ。
醸し出してるオーラが。子供心にw
雰囲気はアニメ「エースをねらえ!」の宗方仁コーチをちょっと
おじさんにしたような雰囲気。俳優の鹿賀丈史ぽいかな。
まあ、ちょっとクール系のカッコよさですね。男前だったと思います。
でも、ホントに厳しいっ!
中学の部活の先輩くらい怖かった….
先生の車が来ると皆ちょっと緊張してましたから。
ギャグもあんまり言えない。
書道の間はとにかく、私語禁止でシ~~~~ンとしてるんですよ。
水を打ったように。
月4回のうち、1回は硬筆(鉛筆)。残りは筆で書く毛筆。
硬筆の時は、学年みんなで例題を先生の前で音読するというのが習わし。
いま考えると何でそんなことしてたのか、ちょっと不思議ですが….
おそらく音読することで文の意味をちゃんと捉えろというのと、
これから硬筆の作業にはいっていく心構えを作らせていたのかなと…..
ボクは塾というものはあまり好きでなかったんで、
小学生ん時は書道しか続けられなかったんですが
(英語は友人達は通ってたけど行ってない。柔道は途中で挫折…..しょぼい…ヘタレ)
デッサン教室然り、教えを受けた先生たちは、基本みな厳しい先生が多かったです。
いまでも憶えてるんですが、
上級生がふざけて毛筆で一筆描きの似顔絵らしきものを書いたんですね。
少し周りがキャッキャッって言ってたんで、
それを見つけた先生、
「○○君、やる気なかったら帰りなさいっーー!」と
ピシャっと喝を入れてました。
書道に対するなめた態度を超マジで叱ってたんです。
6年間で怒鳴ったのを見たのはそれ1回きりでしたが….
でも、嫌いじゃないです。いま考えても。
そのくらいピシッとしてる方が集中できたし、
結果的には上達した所以になってるんだと思うんです。
だって、書道でリラックスした教室だったら背筋も伸びないで、
なんだかヘニャヘニャした文字になりそうじゃないですか。
皆が机に座って書いてると、先生がそ~~っと、そ~~~っと
みんなの後ろを歩いて回るんですよ。
近づいてくると何か言われそうでかなり緊張してた記憶があります。
だからボクはなんでもかんでもリラックスがいい。っていう風潮
(特に最近)はちょっとどうかな。って思うんですよね。
他の塾は知りませんが、そこは先生がOK出すまで何枚も書きます。
たしか1回見せるのに3枚、書いた半紙を先生の机に持って行ってました。
そこで朱墨で直され、また席に戻り書く。
平均で4回くらい(計:12枚ほど)で終わってたような気がします。
時には、もっと書く時もあります。
2時間くらいやってる時もあったんじゃないかな。
硬筆も毛筆も同じです。
ボクはわりとw硬筆は得意だったんで、
1回目でも厳しい先生にもかかわらず
「これでOKだけどな~~。一応もう一回やるか。」くらい得意でした。
なぜって、
基本的には見本を模写する行為ですし、
鉛筆は持ちやすいし普段から慣れてるので割と簡単だったんです。
デッサンに近いです(笑
一方で毛筆はかな~~り苦手。
ハネ、トメなどどうも筆で書くという行為が
6年になってもなれなかったです。
墨を筆に含ませる量と筆圧の関係がうまくとれなく…..
どうしてもキリっとした字が書けなかったんだよな~~。
他の子を見てると書けてるんで……あれは不思議でした…..
まさにもがいてました….
先生も「あなたは、なんで硬筆と毛筆の差が激しいのかね。
分からん….」って苦笑されてました。
実際、ウチの塾はなかなか級や段の階級を上げてくれなくて、
1年間で1段階、うまくいって2段階くらいでした。
クラスで違う習字塾に行ってる子たちはすぐ2段、3段とか行ってるわけですよ。
は~~~~っ?もうそんな段階なの。
「この字で!!笑」っていうレベルでした。
別にボクの字がうまかったとかそういう意味でなくて、
あまりにも簡単に階級が上がっていってるわけです。他の塾は。
ウチは厳しいな~~というのと、
ともに実はうちの方が「ホンモノ」なんじゃないかって自負してました。
理由は分からないのですが、子供心にあんだけ厳しい先生なら間違いない。
と思ってたんじゃないかな。
おそらく、先生が加入されてる書道協会の違いがあったのかなと推測しますが、
ウチはあまりにも遅い。6年間で、準2段までがやっとでした。
他塾生は5段とかとってたし。信じられ~~~ん世界でした。
そう4年になった頃かな。
「サイくんは、お兄ちゃんが卒業したら字がよくなったね!」と
何度もことある事に言われました。
自分では全く自覚がなかったんですが、
おそらくアニキが一緒に通ってた頃は、どこかで依存心というか、
心理的に甘えていた部分があったんではないかと。
絵もそうですが、字ももろに精神面がでるんでしょうね。
さすが、何百、何千人を教えてきてた先生だけあって、
一発で見抜かれるのでしょう。
ホントに書く字も含めモノヅクリって
心の在り方が大事なんだなって思うんです。
だから、たとえどんなモノでもある一定のレベルを
ずっと作り出してる職人さん、作家さんって
精神が強靭に違いないと思いますよ。
いやモノヅクリだけじゃないな。デッサンもそうだし、
人生全般に関わってくると思う。言い過ぎ?(笑)
だって書道:書の道って書くくらいだもんね。
その頃、まあそれなりに書道をやってたせいか、
いま自分の子供の字を見ると、どこがいけないのか。
そして良いところはどこかある程度は分かる気がします。
指摘すると「先生と同じこと言ってる!!」って言われてるんで、
ああっ、間違った塾にはいってなかったんだなと(笑
通ってた時はホントに厳しくて、行くのもイヤだったんですが….
今思うと唯一続けられた書道塾。通っててよかったなあって思います。
一つのことを続けられた達成感と、
まがりなりにも書道の片鱗を身につけられたというのが
結果的には多少の自負に繋がってるんだと思うんです。
字の書き順も自然と身につくんで習字は精神修養とともにひじょ~~に
良いのではないかなって思いますね♪
よく子供に言うんです。
「ほらっ、ブサいくな男でも字が上手かったりすると若干見る目が変わるだろっ。
お前ら…….お父さんと同じく……だから….書道は続けろって(笑」
そう今回、なぜ書道の記事を書こうと思ったのか
CS放送で「エースをねらえ!」の宗方仁を見たからではなく(笑)
SNSで繋がってる美大の友人が「ゆる文字」という
筆ペンで手軽にかけて、年賀状や季節の挨拶状にも使える文字の
書籍を出してる!!って知ったからなんです。
それで、昔の書道の事がふと思い浮かび、1記事書けるな♪と。
ゆる文字は文字だけでなく、筆ペンでイラストも一緒にサラっと描ける。
文字と絵の融合的な図案も提案されてますよ♪
おっしゃれ~~~~!
敷居高くなく、初心者でも「やってみようかな~♪」
「これなら書けるかも!」って思えるんじゃないでしょうか。
友人は、学生んときはレトロでカワいいイラストを描いてたと記憶してます。
卒業制作のイラストとタイポグラフィを合わせた映像も今でも憶えてます。
すげ==、頑張ってるな===って思ってましたw
卒業後は雑貨メーカー企画室を経て、
いまはフリーで雑貨や文房具の企画、デザイン、
ワークショックもやられてるようです。
そのうちの一つの活動というわけですね!
いやあ、多才だなあ~~~!
この歳になると、ボクの周りは皆、華開いてます(笑
自分は…..はい、次の文…..
雑貨の書籍も出版されてますが、動きが良いのは
この「ゆる文字」関係のようです。
年賀状も手書きでしっかり描きたいのは50、60歳世代かも。
そのターゲット層が中心に入手されてるようです。
でも、ボクも購入して見させてもらいましたが
イメージしてたのより全然カワイイ!!
若い世代で、この文字をさらっと手紙なんかで書けたら
好きな男子(女子)はイチコロでしょう(笑
お便りだけではないですね。例えばお店をやられてる方。POPや
ちょっとした値札にサラっと書けたら、これは他店に差をつけられますし、
それだけでも既成のフォントで作りプリンターで出力したものより、
断然温かみがありますし、
お客様との距離も一歩も二歩も縮まるんじゃないでしょうか。
やっぱり商売は人と人とのつながり、体温を感じるサービス。大事ですよね。
いつくか書影をリンクさせてもらいます。装丁も手に取りやすい位置でイイね!
著者は宇田川一美さんです。
今後はもっと偉大になるので、
いまのうちに(笑
最後は宣伝になってしまいましたが…..
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追々伸:デッサン、イラスト描きに効く!本のレビュー頁を作成しました。ココ。今後もどんどん加えていきますネ。
ではでは、今日はこの辺で。