こんにちは。サイちゃんです。
今日は、デッサンからすこ～し離れた話題を。
ボク、デザイナーやってるんですが、
「デザインはプロレスだな。」って思うんです。
そうです。
あのアントニオ猪木、ジャイアント馬場のプロレス。
って古いのかな。もう。
わかんない？
アントニオ猪木って、あの「元気ですか～～～っ！！」
って叫ぶ顎の長いおじさんです。
昔はカリスマで（いまもだけど）
すごい人気があったんです。
カッコ良かったですよ～～～。
いまは誰だ。
オカダカズチカか？
バラエティで長州力、天龍源一郎を最近見ることはあるな～～～。
滑舌悪いキャラで（笑）
私は初代タイガーマスクが好きだったんですが
あれはカルチャーショックだったナ～～。
⇂⇂⇂30年以上たつけど、人間のスピードじゃない！っていう動きをします。超天才！
ってかなり脱線しましたね………..
プロレスって、筋書きがあるんですよ。
だって、それがなくて毎回真剣勝負だったら、
相手をケガさせる可能性大じゃないですか。
それはヤバイですよ。
毎日ケガ人がでたらプロレス会社の興行が
成り立たなくなります……….
だから、おおまかな筋書きはあるんです。
それは、興行を打たなくてはいけない上で
とっても大事なんですね。
なぜか。
それはシリーズというものがあって、
だいたい最終日に大きなタイトルマッチなんかがあるんですね。
それに向けての話題を作っていく訳です。
お客さんを煽っていく訳ですよ。
どうなっていくんだろう～～。
最終日のタイトルマッチ、楽しみだなあ～。ワクワクって。
ストーリーを作っていくわけですね。
それで最終日にド＝＝＝＝ン。って観客を
MAXに喜ばせる。
こういう流れなんです。
プロレスラーは単純に強いだけじゃ、ダメなんですね。
対戦相手はもちろん大事なんですが、
お客さんを意識しながら….TVがあれば、それこそカメラを
意識しながら、マイクアピールもする。
そんでもって、一方で技の華麗さ。カッコよさ。
コスチュームのきらびやかさを魅せる。
そして強さももちろん必要です。
だから、TOP選手はすべての要素を兼ね備えた
カリスマが多いですよね。
これってデザインにも言えるんです。
デザインもカッコ良いもの、オシャレなものを
ただ作ればいいってもんじゃないんですよ。
ただカッコ良いものなんて、
作ろうと思えばけっこう作れます！
そうじゃなくて、依頼主の欲している位置にデザインを
落とし込まないといけないんです。
いろんな位置のデザイン仕事がありますが、
（商業デザインは、ほぼ）それが正解です。
まあ、たまに好きなように作って下さい。
なんて、嬉しい依頼もありますが（笑）
例えば、依頼主の要望は、おじいちゃん、おばあちゃんに
受け入れられるトガっていないデザインのケースだってあるわけです。
そこに自分勝手なカッコよいと思っているものを
作ったって受け入れられません。
オレはこうなんだ。なんて頑固にいって
闘ってばかりいると、
次からは仕事こなくなりますね。きっと。
だって、仕事がなければ、デザイナーなんて
名乗れないですよ。食えていなければ………..
というのが、私の意見です（笑）
デザインは商業的な面が強いですから、
ビジネスとしての捉え方が一面では必要なんです。
それにスケジュールもしっかり守らないと、
相手に信用されませんし、先方様との
コミュニーケションも大事になってきます。
そのためには戦略も必要です。
例えば3案のアイデアを出すとします。
全力で全部作るというよりかは、
自分の通したい案を良く見せるために、
他のを若干、弱めの作品を作る。
みたいな事もアリかと思います。
いやいや、私は全部全力で作ってますが（笑）
ということで、プロレスのように、
強い（上手い）だけじゃない。その他のいろんな事を
バランスとって、相手も意識して、結果を出す。
普段から自分を鍛錬して、磨いておく。
そういう能力がデザインにも求められるんです。
「強い＝作品がカッコいい、上手い」
それだけじゃあ、ダメなんですよ。
そんなの作るの当たり前ってところから
はじまると思いますよ。
ラフがどうしても浮かばない。なんて言ってるヤツあ、
もう一回出直してこいっ。って思います（笑
ヒンズースクワット1000回!!!!!!!!
だから、ボクは
「デザインはプロレスなんだ」
って思うんです
追伸：デッサン、イラスト描きに効く！本のレビュー頁を作成しました。ココ。今後もどんどん加えていきますネ。
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ではでは、今日はこの辺で。
