こんにちは。サイちゃんです。
いきなりですがあなたは、
「デッサン」って言葉、
耳にしたことありますよね?
「デッサン」。。。「オッサン」みたいな響きですが(笑)
侮る事なかれ、
Wikipediaによると
「物体の形体、明暗などを平面に描画する
美術の制作技法、過程、あるいは作品のこと」
って書いてあります。
(ちなみに dessin はフランス語だそうです)
カッ、カッコいい。。。
しかも1回聞いただけじゃ、なんだか訳わからんです。
しかし、まさにWikiの通りだと思います
まさに、その通りな・ん・で・す・が。。。
私自身は、このデッサンっていう言葉の持つ意味って
そういう表面的(じゃないけど)な言葉尻だけで
捉えたくないんです。
いまから30年近く前、
美大受験って第2次ベビーブームの余波と、
美大自体の絶対数も少なくて
ひじょ~~~に難関だったんですね。
最高峰の東京芸大デザイン科なんて
40倍の狭き門でした。
40倍ですよっ!!
40人に一人しか入学できません。
信じらんな〜〜〜〜〜〜い(笑
私、そのデザイン科を目指して必死こいて、
基礎の鉛筆デッサン・平面構成
(ポスターカラーを使ってのデザイン課題)を
こなす毎日でした。
当時、美大に入るにはほとんどの人が
「美術研究所」という、
要するに美大に受かる為の教室に通うんです。
そこでデッサンの基礎をイチから学んでいくんですね。
現役生は学校が終わって、夕方~夜までデッサン。
平面構成。油絵科、日本画科志望の人達も
同じくキャンバスや画用紙に向かうんです。
浪人生は朝から夕方まで
受かるためのカリキュラムをこなす。
私の実家はやたら田舎にありまして、
事実上、高校生のときは研究所に通える距離にはなく、
やむなく高校の美術教師に放課後、手ほどきを受けてたんです。
今考えると、それが良くなかった~~~~(笑)
教師も受験のエキスパートではないので、
あんまり効果的な学習(デザイン基礎・描き方)をしていなかったですネ。
先生自身の技量もどうなんだか(苦笑)
それは、後に浪人することになり、
次元の違う教えを受ける事になってから、
やっと分かる訳です。。。。
ようやく、デッサン道を歩みはじめた。。。
という感じです。