こんにちは。サイちゃんです。
ボクは昔から「被り物」ってやつに妙に惹かれてました。
古くはヒーローのミラーマン変身コスにはじまり、
お祭りの露店で買ったゴレンジャーのお面。
小学生のときは、画用紙で仮面ライダーV3の
フルフェイスマスクを製作して悦に入ってました。
あと、ヒーローじゃなかったけどアメリカンフットボールの
ヘルメットね。あれが街の（なぜか）帽子屋さんに飾ってあって、
ずっと憧れてたな～♪
ヒーローものに特化した雑誌
『テレビくん』『テレビマガジン』もよく購入してて、
ただ「カッチョええなあ～～♪」って眺めてるよりは、
どうやってこの仮面はできてるんだろう……
微妙に塗装が違う気がする。何個か使いまわしてんだろうなあ～
とか
あっ、マスク側面に筋があるゾ！
ここで着脱できるのか。
とか
身長に対して、マスクがやたらデカいから
おそらく本当の目の位置はこの辺だな。
とか
仮面ライダーの複眼タイプの目下部分。
この黒い箇所から、中に入ってる俳優が外を
見れるんだな。
な～～んて小学生のクセにけっこう視点がズレた見方をしてました……。
性格がひねくれてんのか（笑
いや、玄人寄り目線だったと思いたい。
近年では、1989年からシリーズ化してる映画
バットマン（のコスチューム）ですね！妙に惹かれます。
今までに、スピンオフを入れると5人の俳優が
演じてますが、すべてマスクデザインが違いますね。
いずれもイカしてます！
ンっ、若干…最新作のベン・アフレックのそれはイマイチかも～。
もっともキマってたのはクリスチャン・ベールのダークナイト３シリーズですね。
監督がクリストファー・ノーランになったんで、前作群より、
映画が全体に暗い印象になり、主人公のトラウマ、心象風景を
反映してるようで晴れ晴れしい雰囲気ではないんですが…..
この場合は、それが心地よい。
本来、バットマンはただの明るい特殊能力をもったタイプではなく、
生身の人間が、葛藤を持ちながらも悪に対峙していく。
財力はあるんで、最新技術は手に入るんですが….
自力（努力）でゴッサムシティという街を守っているんです。
（最近、やっと動画配信に移行w ココに！ダークナイトも観れる♪）
その前シリーズは、葛藤の部分はあまり描かず…..
全体にカラっとしてる陽のイメージではあったんですw
でもコスチュームは全部よかったなあ〜〜。
それもダークナイトのそれは基本モード、戦闘モードと種類がありますね。
本編のなかで香港夜景のビルから急降下飛行したときの
タイトなコスはひじょ～～～にカッコよいと思うんです。
一見、全体は黒一色ですが、各所の素材を変え、強化し、
まさに戦闘用の様相を呈してました。
⇃⇃⇃ついでに千葉ットマンもかな～～～りGOODですよ！（笑
声も作ってますからね。そして常に真剣に演じてるところがリスペクト！
そう、数年前かな〜。
映画とともにマスク、コスチューム好きなんで
ネットでサクサクしてたところ、やたら出来のよいバットマンフィギュアが
あるなあ～と….目にとまったメーカーがあったんですよ。
よく見ると、俳優の顔もめちゃくちゃクオリティが高く、
写真だけでは、映画のワンシーン、実物のように見えます。
肌の穴（クレーター）、シワの入り方まで細かく再現。髪の毛の流れもキレイに丹念に、
塗装も完璧！モノによっては眼球まで動くように作られてます。
それぞれのコスチュームも、しっかりと生地を吟味し質感を変え、
映画のそれに忠実に。ステッチも可能な限り細かくいれて手を全く抜いてません。
は～～～～～～～っ、何。このクオリティ！！！！！
ビビビ＝＝＝＝ッと鳥肌がたったんです。
⇃⇃⇃このシュワちゃんの顔造作リアルさ見てやってください！本人かよっ！
そんときはじめて知ったんです。
ホットトイズ（HOTTOYS）のことを。
各所にこだわり抜いているんで、定価はそれなりに高いです。
（１体平均15,000円～40,000円あたり。高額モノは100,000円クラスも）
まさに大人の玩具（笑）の部類にはいりますが、
いやあ、ビビッときた人は即買いだと思いますヨ。
男子ってコレクション魂をもってるじゃあないですか。
あと少年の心を、常にどこかに抱いてるんで、
こういう琴線にふれるものがあると、なんとか工面して
購入してしまうんですよね。そして、大好きなものに囲まれると
明日へのエネルギーが充電できるという…..ww
なので、
「こんな子供のオモチャみたいなもん飾ってどこが面白いの？
全く理解できない！」
なんて言わないでください。世の奥様方！！男のロマンなんだゾ！（笑
デザイナー目線としては、パッケージも見逃せない。
この下写真、イマイチかもしれませんが….
外箱の加工処理もフィギュアのテーマに合わせて、ツルツルPP加工、
マットニス加工、または特殊なエンボス加工を施したり….
モノによっては透明フィルムも使ってますね。
内箱のフィギュア収納部分も、何層にもなっていて….
例えばマイケルジャクソンのそれなら、まずはトレーシングペーパーで保護、
そしてレコード状カードが収まった蓋があり、イメージカラーの赤をポイントに。
それを開けるとバーンとフィギュアとオプションの手などの小物が登場すると。
外から内に入っていく時に、ワクワク感が増すように
しっかりとストーリーが組み立てられています！
最近の映画館や、USJなんかのアトラクションのように、
だんだんと心を盛り上げてMAXにさせるよう
な仕掛けに似てる気がします♪（言い過ぎか？笑）
何っ！ここまでやるのかっ！と。
こんなとこまでやっちゃっていいのかよっ！！と。
コレですよ。
コレなんだと思うんです。
モノヅクリで人を感動させるステージって！
他人にスゲ＝＝＝＝って思わせるモノって、
本人は相当、入れ込んで、粘って、根性で（笑）手を一切抜かず、
作られているはずです。まあ、やってる本人は自覚がない場合も
あると思うんですが…..
人に伝わる表現って、本人はその10倍は入れ込んでんじゃないかと….。
学生時代、写真の授業の際、思ったんですが、
自分が景色に感動し、それを写真におさめる。人に見せる。
半分もその時の感動って伝わんないよなあ〜〜〜って感じた事がありました。
印画紙にプリントされると自分で見てもそう感じました。
アレっ、あんときの高揚感が….出てないって…ww
よくありませんか？写真好きの親戚に花の写真見せられても
イマイチ感動しない。みたいなケース（あっ、スイマセン。笑）
撮った本人だけ「この花はね〜。ホントにキレイだったんだよ！」
って盛り上がってるみたいな….
まあ、写真の撮り方の上手い下手もあるんですけどね….
って話が逸れちゃいましたが。
そう、その人を感動させるフィギュアを１種類何千体も制作するんですよ。
ホットトイズは！レベル一切落とさずに！
香港に本社があるメーカーですが、どんだけ腕のあるスタッフを揃え、
質を落とさないマネジメントをし、レベルを維持できてるのか。
そちらの方も気になってしまいます。
職人たちの意識は常に高いはずですからね。
おそらく士気を落とさないようにフォローも上手いんでしょうね。
そして、何よりも会社自体が楽しんでフィギュアを世に送り出してる。
ノって開発してるというのがビンビン伝わってきてます♪
それが人を感動させる一番の要素でもありますよね！！
東京の渋谷神宮前にもフラッグシップ・ストアもあります。
定期的に催し物もありますし、もちろん最新フィギュアの展示、販売も
行われてます。原寸大のアイアンマンも飾ってあったりもしますww
この異常なこだわり！是非、間近でご覧になってください！！
⇃⇃⇃映画スーサイド・スクワッド版のジョーカー。顔が…..似過ぎ….。
⇃⇃⇃アイアンマンも代表的なシリーズ。ラインナップ数多くありますヨ！
ではでは、今日はこの辺で。
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